
2009年9月9日水曜日
第百四十夜/イチモンジセセリ

2009年9月8日火曜日
第百三十九夜/クジャクチョウ
2009年9月2日水曜日
第百三十八夜/角を持ったカメムシ
2009年8月30日日曜日
第百三十七夜/シカと接近遭遇

Photo:2009/08/30 八瀬、京都市
2009年8月27日木曜日
第百三十六夜/ベッコウハゴロモ

2009年8月26日水曜日
第百三十五夜/怪しげな腰つきのカマキリ
2009年8月24日月曜日
第百三十四夜/葉付きドングリ落下の仕業は?


今の季節、雑木林に行くと地面にたくさんの葉っぱの付いたドングリが落ちている。どれも全て葉付きで枝の切り口は、折ってなくて、ナイフか何かで切り落としたようになっている。ドングリを鳥達が食べた後にしては実がまだ残っている。ドングリの表面をみても傷もついていない。実はこの正体、ハイイロチョキリというチョッキリゾウムシの仲間の仕業(注:写真コナラシギゾウムシです)。このゾウムシ、長い口でドングリのキャップ(ヘタの部分=殻斗=かくと)の側から穴を開けて、そこから卵を産みつける。そこで産卵の仕事は終わるのだが、このまま木に付けておくと、他のゾウムシが卵を産むかもしれない。自分も間違って産んでしまうかもしれない。一つの実にいくつも卵を産まれると我子の食いぶちが無くなる、兄弟喧嘩もおこってしまう・・・そこで考えた「産卵の終わった実は葉っぱ付き枝毎切り落としてしまおう」。分厚いキャップ側から産卵用の穴をあけるのは、いくつか理由があるらしい。外側の光に当たっている実の皮は大変に硬い。実際にキャップをはずすとキャップに包まれていた実の皮は白く柔らかい。産卵の為の穴からの乾燥を防ぐ。そしてわざわざ苦労して葉付き落とすのも実の乾燥を防ぐ意味があると思う。秋になるとクリの季節、茹でたクリの実を割った時に出て来るのが写真のコナラシギゾウムシに似ている「クリシギゾウムシ」、「シギゾウムシ」とは、「シギ=鳥の仲間」が持っている長いクチバシに似ている口を持った「ゾウムシ」の意味。「ゾウムシ」とはゾウの鼻の様な長い口をもったムシの意味。だから二つの動物の名前が並んでしまったと言う訳。Photo:2009/08/09 @京都御苑、京都市
2009年8月18日火曜日
第百三十三夜/秋の虫現る・サトクダマキモドキ

2009年8月14日金曜日
第百三十二夜/シオヤアブ vs シオヤアブ

Photo:2009/08/09 @トンボ池・京都御苑
2009年8月8日土曜日
第百三十一夜/ヒグラシ

2009年8月6日木曜日
第百三十夜/トンボ池にシマヘビ現る

2009年8月5日水曜日
第百二十九夜/シュレーゲルアオガエル
2009年8月4日火曜日
第百二十八夜/ハグロトンボ

Photo:2009/08/03 @京都御苑、京都市
*注1:翅の黒さは「お歯黒を塗った様な」との意味もあるようだ。
2009年7月31日金曜日
2009年7月28日火曜日
第百二十六夜/昼間のカブトムシ
2009年7月26日日曜日
第百二十五夜/狩りをするツバメ


その他、面白い気づきがあった。1)雑草の多い田んぼにはツバメが多い→農薬を撒かないので昆虫が多いのかもしれない。(ツバメが多い田んぼと少ない田んぼが隣接しながらもはっきり分かれている)2)ツバメの尾羽は、燕尾服が例える様に2つに分かれているが高速で直線的に飛んでいるときはくっついているようだ(写真上:稲穂ぎりぎりのラインで飛んでいる姿はすごくきれい)。旋回をかける時にぱっと一瞬開く。3)ツバメもオニヤンマも飛んでいる昆虫だけを捕らえて食べる→食べるものが同じなら、空中でのニアミスも起る。さすがに両者飛翔の達人、直近で交わしていた(写真下:左からツバメが、右からオニヤンマが飛んできてすれ違った瞬間)。ただし相互にとって獲物として大きすぎるので交わすだけ。4)空中を飛びながら、きょろきょろして獲物を探している。昆虫よりも速く飛ぶことによって、空中に浮かんでいる昆虫をついばめばいいことになる。だから速く自由に飛ぶことが必要になる。5)幼鳥は餌獲りよりも遊びに興じている時もある様に見える。自由に飛べることが嬉しくってしかたがない?
いずれにしろ今の田んぼでの狩りは、幼鳥にとって秋の渡りまでに習得し、しっかりとした体を作るための大切な時間なのだ。
Photo:2009/07/26 @栗東、滋賀県
2009年7月24日金曜日
第百二十四夜/アオバズクの憂鬱

Photo:2009/07/23 @京都御苑
2009年7月20日月曜日
第百二十三夜/樹林地の池に現れたイソシギ

Photo:2009/07/20 @閑院宮邸跡池、京都御苑、京都市
第百二十二夜/トラフシジミ
2009年7月16日木曜日
第百二十一夜/オオヤマトンボ

Photo:2009/07/16 @近衛池、京都御苑
2009年7月14日火曜日
第百二十夜/樹液を吸うゴマダラチョウ

Photo:2009/07/14 @京都御苑、京都市 Lens:300mm
2009年7月12日日曜日
第百十九夜/カブトムシ死骸のミステリー

Photo:足下を見れば複数のカブトムシの残骸が目につく。@八幡山、近江八幡市
2009年7月10日金曜日
第百十八夜/クモに擬態する蛾?

追記:知人のFさんのお母さんからご指摘をいただいた。「この蛾は”ホソハマキモドキ”の仲間ではないのか?」調べてみると・・・なんと見過ごしていた。「ツマキホソハマキモドキ」を同定とします。蛾の動きもピッタシ合致している。みなさん大変に失礼しました。Fさんのお母さんありがとうございました。
Photo:2009/07/07 @京都御苑、京都市
2009年7月8日水曜日
第百十七夜/陸に上がったアマガエル

注:*正式には、ニホンアマガエル。Photo:2009/07/05 @栗東、滋賀県
2009年7月7日火曜日
第百十六夜/谷戸に棲む2種のジャノメチョウ


ジャノメチョウ (写真上):陽当たりの良い畦や水田・草地の上を緩やかに呼んでいるが、いざ逃げ込む場所はこんな林縁。草地では目立つ、黒っぽい体色も薮にとけ込んでしまう。地味だが味わい深い模様。樹林の外側(明るい方)を主な活動の場とする。
オオヒカゲ(写真下):裏翅の模様がきれいなジャノメチョウの仲間(日本産で最大種)、たくさんのつぶらな目玉模様にくらくらしてしまう。白っぽい翅の割りには暗い薮が好きでフワフワ・クネクネと器用にシダが込み合った中を飛んでいる。時々、林縁の明るいところに出て来て必ず止まる、驚けばもとの薮に入ってしまう。樹林の内側(暗い方)を主な活動の場とする。同じジャノメチョウの仲間でも林縁を境に好む環境が微妙に違う。
Photo:2009/07/05 @栗東、滋賀県
2009年7月6日月曜日
第百十五夜/イラクサを食べるカミキリムシ


Photo:2009/07/05 @栗東、滋賀県
2009年7月5日日曜日
第百十四夜/山で会ったイシガメ

2009年7月4日土曜日
第百十三夜/巨大ガガンボ

Photo:2009/07/04 @安土文芸の里、安土町、滋賀県
2009年7月3日金曜日
第百十二夜/アオバズクとムクドリの一木二鳥


アオバズクの巣があるこの大楠は神社の境内にあり、すぐ下から聞こえるお参りの拍手(かしわで)や鈴の音には反応しない(眼をつむったまま)、もちろんお隣一家にもまったく反応しない(心の中では旨そうと思ってるかもしれないが)。犬の声や人の声がすると薄目を開ける。アオバズクは人を怖がらないと時々言われるようだが、これはやはり間違い。巣やヒナを守る為に人が近づいてもその場を動かなかったりする結果。このアオバズクの親鳥、休日等は10人近いカメラマンが長〜いレンズを全部自分に向けるのだからたまらない、そのレンズから向けられる黒く深い反射はとても怖いに違いない。カラスには眼を見開くが、人には眼をつむって耐えている様に僕には見える(怖いから見ないでおこう、夜まで我慢我慢・・・)。アオバズクの止まっている横枝は見張りのベストポジションらしく、日を変えていっても全く同じ場所(その誤差±3cm?)にいる。
そこでこんな時の撮影の作法 1)人が多いときは撮影を止めましょう。2)遠くで静かに待ちましょう。3)待っている時は、よそ見をしながら、レンズの前に手ぬぐい一枚。(いざって時撮れないって・・・それは気配で待つんです)4)欲張りな撮影は止めましょう。何事も腹八分目が大切。5)終わったら「ありがとう」の一言一礼で静かにさいなら。
2009年7月2日木曜日
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