2009年8月6日木曜日

第百三十夜/トンボ池にシマヘビ現る

 トンボ池(京都御苑)でモリアオガエルを探している時に参加者の一人が水面にヘビを発見。水面から鎌首をもたげ、周囲を伺い、ハスの葉に這い上がってきた。60cm程度の若いシマヘビだ。シマヘビは水田や水辺に見られるヘビで泳ぎも潜りも得意とする。以前、田んぼでこのヘビを見つけ観察しようと執拗に追いかけたことがある、この時行き場を失ったヘビはとぐろを巻きしっぽを上げて小刻みに揺らし始めた。しっぽは周辺の草にふれ「ガサガサガサ・・・」と音を立てた。これには驚いた、まるでテレビで見るガラガラヘビのようだった。ヘビには、のんびりしていた時に執拗に追いかけ大変に迷惑をかけたが、興味深い行動を見せてくれたことに感謝。以前、TVニュースで「河川敷でガラガラヘビがいたと通報があった」と報道された(結局探したが見つからなかった)、僕はニュースを見ていて「ああっ、シマヘビの仕業だろう」とすぐさま判った。Photo:2009/08/05 @京都御苑、京都市

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