

ジャノメチョウ (写真上):陽当たりの良い畦や水田・草地の上を緩やかに呼んでいるが、いざ逃げ込む場所はこんな林縁。草地では目立つ、黒っぽい体色も薮にとけ込んでしまう。地味だが味わい深い模様。樹林の外側(明るい方)を主な活動の場とする。
オオヒカゲ(写真下):裏翅の模様がきれいなジャノメチョウの仲間(日本産で最大種)、たくさんのつぶらな目玉模様にくらくらしてしまう。白っぽい翅の割りには暗い薮が好きでフワフワ・クネクネと器用にシダが込み合った中を飛んでいる。時々、林縁の明るいところに出て来て必ず止まる、驚けばもとの薮に入ってしまう。樹林の内側(暗い方)を主な活動の場とする。同じジャノメチョウの仲間でも林縁を境に好む環境が微妙に違う。
Photo:2009/07/05 @栗東、滋賀県
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