2010年7月25日日曜日
2010年7月19日月曜日
第二百二十五夜/夏の夜の始まり・セミの羽化
外出の折り、バス停横の地面にアブラゼミの幼虫がひっくり返って手足をばたばたとしている。近くの植え込みから這い出てきたものの何かの拍子にひっくり返り、硬い舗装面では上手く歩けず、かといって上る場所も無い。蝉の幼虫のこのような場面はなんども見る。どうも彼らは硬い地面では体のバランスが悪くひっくり返りやすいようだ。地面から拾い上げ近くの木の根元に放す。上手く羽化するかなとバスに。さて、帰り道では羽化のシーンに出くわす。もちろん同じセミではない。これまたおかしな状況。石の溝の端での羽化。近くの植え込みの地面から下の溝に落ちてしまったようで、かろうじて這い上がり羽化まで行き着けた。しかしそこには運悪く蟻が沢山いたようで、青白い羽化したての体に蟻がつきまとう。時折、蟻を振り払おうとするように体を振っている。なんともかわいそうだが体や翅が硬化して飛び立つまでには至らなそうである。Photo:2010/07/18 @京都御苑
2010年7月17日土曜日
第二百二十四夜/カヤネズミの巣
近江八幡にて来週行われる小学校のキャンプ準備で草刈り。背丈ほどの草地を刈り広げていたらススキの株の中程に大人のコブシ大のカヤネズミの巣を発見。ススキの葉を裂いて織り込んでいる。生きた葉を裂いて、生きた葉にからめているのでこのままでも茶色に枯れることはなさそうだ。巣はほぼ完成している様子、ひょっとすると中に赤ちゃんネズミが入っていることもあるから内部を見るのはよした。すっかりあらわになってしまったのでこのままでは子育て環境にたえないと思う。親ネズミには申し訳ない。来週のキャンプで子どもたちに見てもらおうとそこで作業をストップ。小学校のキャンプでは「森と水」の話を予定、どこかでネズミを登場させよう。Photo:2010/07/17 @近江八幡市北之庄
2010年7月15日木曜日
2010年7月13日火曜日
2010年7月9日金曜日
2010年7月8日木曜日
2010年7月6日火曜日
第二百十九夜/我輩はブンゴツボマツタケである
我輩は新種のキノコである。和名はまだ無い、もちろん学名も無い。名前がないのも困るので世間では、仮に「豊後壷松茸(ブンゴツボマツタケ)」と呼び始めたらしい。我輩は第一例として2005年7月に大分県佐伯市、その後第二例、第三例が京都御苑で見つかった。ちなみに第二例は種の同定のために大分県に送られた。その第四例目が今日見つかった。最初の一個を除いては、国内では京都御苑以外に見つかっていない。自分でも判らないのだが、アラカシか他のきのこに寄生すると言われている。色も香りもマツタケに似ているが、味は判らない、安全かどうかも判らない。なぜならあまりに少なくてだれも試食してくれないからである。Photo:2010/07/06 @京都御苑、京都市
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