2009年8月27日木曜日

第百三十六夜/ベッコウハゴロモ

 虫と言うものいる時にはいるが、いざ探してもいっこうに見当たらないことが多い。例えばこのベッコウハゴロモもそうである。どこでもいつでも見ている気がするがいざ写真を撮ろうと思って探すとなかなか出会えない。普段あんまり真剣に写真も撮っていない。この虫、セミやカメムシの仲間で全長10mm前後、体長6〜8mmの大きさ。なにぶん小さいのでどうしても見劣りするが、よくよく見るとなかなか面白い形と色をしている、ジェット戦闘機のステルス機のような形がユニーク。複眼も縞模様でけっこうクール。全体の色は、黄褐色から闇褐色まで変化がある。これがクマゼミぐらいの大きさがあればかなりかっこいい。主にクワやクズなどの汁を吸っているが、今回はクサギの葉で汁を吸っていた。Photo:2009/08/25 @京都御苑。京都市

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