2014年1月19日日曜日

第五百六十六夜/コゲラ

 京都市内も今冬初めての積雪。さすがに鳥達もすこし寒そうだった。桜の樹皮をしきりにつつき昆虫類を探すのはコゲラ(Dendrocopos kizuki、しばらくすると疲れたのか休憩していた。近くにはやってきたシジュウカラ、エナガの混群と一緒に飛び去る。Photo:2014/01/19 @京都御苑、京都市

2014年1月14日火曜日

第五百六十五夜/スズメの香りって?

 スズメ(Passer montanus達が日光浴を楽しんでいる。それぞれ右側が暖かくなると向きを変え左側を暖める。なんとも気持ちよさそうだった。子どもの頃、スズメを飼っていた時に、体に鼻を埋めるとものすごく柔らかないい香りがすることに気付いた。一言で言えば「お日様の香り」、布団を干した時の香りである。天日干しの稲ワラの様でもある。いずれにしてもどこか懐かしく、柔かな香りである。こうやって野鳥を感じるのも悪くないが、残念なことにそうはさせてくれないのである。Photo:2014/01/14 @京都御苑、京都市

2014年1月8日水曜日

第五百六十四夜/ケブカカスミカメ

 今日も寒い一日だった。こんな日はなかなか虫と出会えない。でも木の幹に目を近づけていくとやはり何かしらいるものだ。3〜4mmほどの小さなカメムシ、体の特徴でケブカカスミカメ(Tinginotum perlatumと判った。鳥を探すために遠くを見たり、虫を探すために近くを見たり、良い目のトレーニングになりそうだ。Photo:2014/01/08 @京都御苑、京都市

2014年1月7日火曜日

第五百六十三夜/樹間に休むカワセミ

 カワセミ(Alcedo atthis) と言うと水辺の鳥の印象を強いが、今日はアラカシに囲まれた樹林の中で休んでいた。もっとも近くには水辺があるのでここに立ち寄ったのだろう。少し休んだ後、イカルの群れがやって来たので、群れを嫌ったのかアラカシの樹林に消えて行った。写真の個体は、クチバシの下側が赤いので♀と判る。Photo:2014/01/07 @京都御苑、京都市