

アオバズクの巣があるこの大楠は神社の境内にあり、すぐ下から聞こえるお参りの拍手(かしわで)や鈴の音には反応しない(眼をつむったまま)、もちろんお隣一家にもまったく反応しない(心の中では旨そうと思ってるかもしれないが)。犬の声や人の声がすると薄目を開ける。アオバズクは人を怖がらないと時々言われるようだが、これはやはり間違い。巣やヒナを守る為に人が近づいてもその場を動かなかったりする結果。このアオバズクの親鳥、休日等は10人近いカメラマンが長〜いレンズを全部自分に向けるのだからたまらない、そのレンズから向けられる黒く深い反射はとても怖いに違いない。カラスには眼を見開くが、人には眼をつむって耐えている様に僕には見える(怖いから見ないでおこう、夜まで我慢我慢・・・)。アオバズクの止まっている横枝は見張りのベストポジションらしく、日を変えていっても全く同じ場所(その誤差±3cm?)にいる。
そこでこんな時の撮影の作法 1)人が多いときは撮影を止めましょう。2)遠くで静かに待ちましょう。3)待っている時は、よそ見をしながら、レンズの前に手ぬぐい一枚。(いざって時撮れないって・・・それは気配で待つんです)4)欲張りな撮影は止めましょう。何事も腹八分目が大切。5)終わったら「ありがとう」の一言一礼で静かにさいなら。
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