2009年8月26日水曜日

第百三十五夜/怪しげな腰つきのカマキリ


 お尻を背中に付くほど反らせて怪しげな腰つきをするハラビロカマキリの幼虫。カメラを向けると器用に葉っぱの裏側に隠れる、指を近づけるとこんなポーズをして威嚇している。これが特徴。自分の体を大きく見せようとしているのだろう、腹部の先のとんがりに注目させようとするかのようでもある(針を持っている様なポーズだ)。人に例えるとまだ幼児程度なのにさすがカマキリ、腕っ節と気の強さは親ゆずりだ。ハラビロカマキリは、草地よりも樹木の多い環境で見ることができる。名前のとおり他のカマキリよりも腹部の幅が広く、がっちりとした体格をしている。Photo:2009/08/25  @京都御苑、京都市

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