2010年3月31日水曜日

第百九十三夜/何かがおかしい? ハナアブ

 アブとか、ハエなんて・・・と言ってさほど気にしていなかった。ところがこの時は違った。このアブ、何かがおかしい? その訳はあとで写真を見て気づいた。虫の体と模様は基本的に左右対称である。ところがこの個体の腹部の模様は・・・真ん中の黄色の左側がない!一本の黄紋が消えてしまっている。多分、正常な個体は三本の黄色の斑紋が左右に対であるはず。もしこのハナアブが♂と♀で斑紋の数が違っているならば、この個体は雌雄同体(半分が♂で、半分が♀)? でもこの個体は斑紋異常と思う。Photo:2010/03/30 @京都御苑、京都市

2010年3月30日火曜日

第百九十二夜/ミヤマホオジロ

 昨日の雪日に変わって、今日は気持ちのいい快晴。桜の花の遠く向こうには薄ら白くなった山々が見える。周りの雑木の新芽はずいぶんと膨らんできた。野鳥の鳴き声も盛んに聞こえる。頭の上の枝先で小鳥がしきりにさえずっている、ミヤマホオジロだった。もうすぐ繁殖のために朝鮮半島からロシアの方に渡っていくはず。Photo:2010/03/30 @京都府立植物園

2010年3月29日月曜日

第百九十一夜/イカルと超接近

 今日は桜に小雪の日だった。バスに乗ろうと停留所で待っていると、天井からなにやら「パチクリパチクリ・・・」聞き慣れた音がする。停留所の屋根を見ようとすると数羽の小鳥がすぐ脇の石垣に飛び去った。やっぱりイカルが木の実をついばむ音だった。お目当ては停留所の屋根に落ちたエノキの実。しばらく見ていると石垣と屋根を行ったり来たり。普段は警戒心が強いが今日はどうしたことだろう。知らぬ振りをして最接近、なんとここまで近づけた。(標準レンズでノートリミング)Photo:2010/03/29 @烏丸丸太町、京都