2009年7月4日土曜日

第百十三夜/巨大ガガンボ

 今日は、小学生親子40数名と一緒に安土町文芸の里・子どもの森を歩く。午前中に一人で下見。ゆっくりと歩くとたくさんの生きものが現れた。ホトトギスやタカ類の鳴き声も聞こえる。上手くいけばタカも見れるかも・・・今日は期待出来ると思っていたら午後になってから気温が高くなって、また人数が多くて現れるものも現れない、見過ごしてしまう・・・。目にするものは、オニヤンマ、ノシメトンボ、シオヤアブ、オオシオカラトンボ、ツマグロヒョウモン・・・。つい容易に眼につくものに話題が集る、これはまずい。こんな時こそ普段見過ごしてしまうような生きものに目を向けたい。そんな中、現れたのがこの巨大ガガンボ=「ミカドガガンボ」、体長3.5cmほどだが脚を広げると子どもの手の平か、それよりも大きい。日本産のガガンボで最大種。地味だが見ているとけっこう「変」で面白い。本当は谷筋を行き来するオニヤンマが虫を捕らえる場面をじっと待っていたいとこだった。
Photo:2009/07/04 @安土文芸の里、安土町、滋賀県

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