2009年7月31日金曜日

第百二十七夜/殿様バッタ

 歩いている時気づいた、一本のサルスベリの枝先で何かが動いた。近づくと飛び出てきたのがトノサマバッタ。トノサマバッタはその名の頭に「殿様」と付く様に腕も太い、頭も大きい、全体的にガッチリした体をもつバッタの仲間。では、殿様バッタは「殿様」だから♂で、♀のバッタは「姫様バッタ」と言って体も小さいかと言うと、そうではなくやっぱり「殿様バッタ」(同じ種類だからあたりまえだが)で、♂のバッタよりもよりがっちりと大きいのが面白い。バッタの仲間は♀の方が♂よりもずっと大きくたくましい。ちなみに生きものの名前で小さいことを表す「ヒメ」は「姫」の意味。Photo:2009/07/30 @京都御苑、京都市

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