2008年9月23日火曜日

第二十夜/クロアゲハ

前回、キアゲハ(第十三夜)を紹介した後に「黄色の次はやっぱり黒色かな」と思っていたら、ナガサキアゲハ(第十七夜)の後に「クロアゲハってどんなの?」との問合せをいただいた。せっかくなので紹介しておきます。これがクロアゲハ(夏型♀)、以前に羽化したばかりの個体を道ばたで見つけたもの。後翅の先に尾っぽのようなところ(尾状突起)がナガサキアゲハとの違い。(でもこれは日本での話し、お国が変わればナガサキアゲハにも尾っぽが出たり、クロアゲハの尾っぽが無くなったりします)「クロ」といっても見る角度から翅の色が違って見えたり、写真のように白い部分があったり、赤い紋の大きさが変わったりなかなかきれい、むしろキアゲハよりもずっとハデな(彩りがゆたか)感じがする。特に写真のように羽化したばかりの個体は見とれるばかりの美しさ。林縁や少し暗い林間を緩やかに飛ぶ。【2008/09/24】

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