2008年9月6日土曜日

第六夜/ルリタテハ

朝起きてみると黒いハギレ?大きなゴミ・・・?が天井に。久しぶりに見る蝶、ルリタテハ(タテハチョウの一種)だった。翅をみると結構痛んでいた。写真の蝶の翅の縁がギザギザなのはオリジナル。この蝶は小学生の頃、近くの墓地の境内周辺から幼虫を持ち帰りよく育てたのでお馴染み。幼虫時期はサルトリイバラとホトトギスを食べて育つ、どちらも山辺に生えるユリ科の植物。成虫は、花の蜜には来ずに熟し柿や樹液などにやってくる。翅裏はほとんど木肌か朽木とかわらない模様。いくら優れた保護色でも白い天井に止まっていると目立つ。彼らには似合わない場所だ。逆に翅表はと言うと止まっている時に瞬間的に見せる藍色と水色の帯がきれいだ。天井からそっと手のひらに囲むようにして捕らえる、庭に放すとすごい勢いで飛び去った。止まっている時は簡単に捕らえることができるが(もちろん捕虫網で)、飛んでいる時はなかなか捕らえることは難しい。もしこの蝶が休んでいる場面に出会って、その時、蝶があなたに驚いて飛び去っても、同じ場所に戻ってくる習性が有るので少し待てばもとの場所に止まってくれる。【2009/09/06】

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