2013年9月29日日曜日

第五百四十五夜/さよならウスバキトンボ

 夏前に南から飛来して数を増やしたウスバキトンボ(Pantala flavescensもお盆をピークに、今は少し減ってきた様に感じる。本来は亜熱帯から熱帯にかけて生息するトンボだが、成虫は移動性が強く、春から暖かくなるにつれて世代交代をしながらどんどん北を目指すトンボ。秋が深まるにつれ気温の低下で、ほとんどの地域では幼虫が越冬できず死滅する。毎年この生活を繰り返すが、いずれ都市部での冬期温暖化に伴い越冬する幼虫も出て来るかもしれない。Photo:2013/09/25 @西の湖、近江八幡市、滋賀県

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