2013年9月23日月曜日

第五百四十二夜/クワガタを見つけると・・・

 クヌギの樹液の甘い香りが漂う。そばの木の地際にバームクーヘンの砂糖衣のような白い塊を見つける。ヒメスズメバチ、ルリタテハも来ていた。地面から頭だけ出して樹液を吸うコクワガタ(Dorcus rectusを見つける。地面を掘るとそこには♀もいた。樹液を吸っていた♂は、コクワガタにしては体長50mm近い大きなサイズ。大アゴも立派である。この夏に羽化した個体だろうかとても美しい。♂♀とももとの地面の穴に戻す。コクワガタと言えども見つけるとなんだか一日が楽しい。こればかりは子ども頃の原体験がそうさせるのか。Photo:2013/09/24 @京都御苑、京都市

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