2013年9月25日水曜日

第五百四十三夜/オオルリボシヤンマの産卵行動

 谷戸の池で観察したオオルリボシヤンマ(Aeshane crenata)の産卵行動。
写真上:水面から30cm程の高さを保ち♂♀が互いを意識しながらホバリング(羽ばたきながら停止している)することしばし(見つめ合ってる?)。右が♀、左が♂で腹部の形に注目。
写真中:その後 、♀は水面に浮かぶ枯れ木に止まり、腹部を水中に入れ、腹部先端の産卵管を樹木組織内に差し込み産卵。少しずつ腹部の先端をずらしながら5分以上産卵をしていた。一ヶ所が終わっても、少し移動し再び産卵。述べ15分くらい続く。
写真下:♀が産卵をしている間、♂はそばで見守るようにホバリング。おもしろのは♂は腹部を90°下に折り曲げて飛び続けていること。まるで♀が産卵している時のような形である。しばらく見張りを続けるが、やがて近くに木に止まり休息。♀が産卵を終わり飛ぶと、どこからとも無く近寄って来る。この時は腹部はまっすぐになっている。
今日は、2ペアの産卵を確認した。オオルリボシヤンマは大型のヤンマの仲間で、その瑠璃色の斑紋が美しい。Photo:2013/09/25 @栗東、滋賀県

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