2013年9月18日水曜日

第五百三十七夜/湿原に飛ぶギンヤンマ

 台風で西の湖のヨシ原が水浸しでいつも歩くところが水路とつながり、しかたなく眺めていると現れたのがギンヤンマ(Anax parthenope♂だった。湿原とタイトルに書いたが、湿原ではなく本当は畑である。 台風の大雨は収穫が終わった畑を湿原に変えてしまった。そこに縄張りをもつギンヤンマが何頭も飛んでいた。1頭が開放水面に持つ縄張りはせいぜい100m2(10m×10m)ぐらいだから、これだけの水面があればあまり縄張り争いも起こらない。飛んでいるトンボはオートフォーカスでは写せないので、マニュアルの望遠レンズ(300mm)を覗きながら、指先でピント合わせる。ほれぼれする飛びっぷりである。写真なんでどうでも良くなり、覗いているだけで時間が経つのも忘れてしまう。Photo:2013/09/17 @西の湖、近江八幡市、滋賀県

0 件のコメント: