2013年9月7日土曜日

第五百二十八夜/食事に向かうカブトムシ

 里山の路沿いにオオスズメバチの巣があり、頻繁にハチが出入りしていると言うので見に行った。行ってみるとそこにあったのは、ハチの巣では無く地面に近いところから樹液を出していた細いコナラだった。オオスズメバチ5頭、サトキマダラヒカゲ5頭、コクワガタ1頭、そしてカブトムシが3頭(♂2、♀1)が来ていた。念のためにスズメバチの様子を観察してみると樹液を吸ったハチは、ほぼ全て(巣のある)南の方角に飛び去るのだが、樹液にやってくる時は反対の(北側)方角からやってくる事が多かった。しかもダイレクトに樹液に到達するのではなく、近くの林縁に沿ってやって来る。なかなか興味深い。足元で何やらごそごそと音がすると、そこには今まさにカブトムシ(Trypoxylus dichotomaが樹液を求めて地面から這い出て来たばかりだった。カブトムシのシーズンもそろそろ終わりか。Photo:2013/09/07 @栗東市、滋賀県

0 件のコメント: