2013年9月20日金曜日

第五百三十九夜/公園で採れる秋の食材

 台風の大雨以降、秋のキノコにとって本格的なシーズンを向かえたようである。あちこちにキノコを見ることが出来る。モミジの幹から株で生えるこのキノコは、ヤナギマツタケ(Agrocybe cylindracea、少し食べ頃を過ぎているがこれかもどんどん根元からでてきそう。この株は、両手からたっぷりとはみ出る程の大きさ。 このキノコは、公園樹や街路樹に植えられているトウカエデや、ポプラ、ヤナギ類の枯れた部位に発生する腐朽菌。街中で採取できる食用キノコ。マツタケとは名に付くものの類縁でもないし、香りも違うが、こっちりとした食感が持ち味で和洋に限らず食材として優れている。でも御苑のものは採取できません。秋のキノコは元気だが、ツクツクボウシの鳴き声は少し頼りなげだ。Photo:2013/09/19  @京都御苑、京都市

0 件のコメント: