2008年10月9日木曜日

第三十五夜/いったいどうした?イナゴとサビキコリ


クヌギの枝先にコバネイナゴを見つける、そしてその鼻先にはサビキコリ(コメツキムシの一種、茶色の虫が枝先にしがみついている)が・・・。面白いシーンに出会った。イナゴのピンと立った触角、つり上がった目、口のモグモグ感、そして前脚の立ち位置、かたやサビキコリはイナゴに背を向け何かを耐えている態度。どれをとっても怒ったイナゴがコメツキムシに説教をしているか、強面(こわもて)で言い寄っているとしか見えない。いったいこの二匹の間に何があったんだろう。僕たち人間が判らないだけで実際に彼らはなんらかの手段で会話をしているかも知れない。こんな場面に出くわした時には物語を考えてみればいい。君ならどんなお話を作る?【2008/10/09】
Photo : 左/コバネイナゴ、右/サビキコリ 2008/10/09 @滋賀県近江八幡市北之庄

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