2008年10月2日木曜日

第二十六夜/今年もやって来たキチョウ

今年もキチョウが庭にやって来た。毎年、今の時期に咲くセージの花がお目当てらしい。セージの花の周りにいつも飛んでいる。時々、レモンやアジサイの葉っぱの裏に止まっているのは、越冬(えっとう)の場所を探しているようだ。なん箇所かの同じ葉っぱを交互に選んで止まると言うことは、キチョウの頭の中には庭の地図がちゃんと出来いると思って間違いない。キチョウは、モンシロチョウと同じシロチョウの仲間だが成虫で冬越しする変わり者。昨年は2頭(または2匹)がレモンの葉っぱに止まったまま、12月頃から春までいた。不思議なことにこの黄色い翅が保護色になり、葉っぱの裏に止まっているとなかなか見つけられない。さて今年の個体はどこで冬超しをするのか楽しみだ。今のキチョウは、春までの三ヶ月間寒い季節を乗り切るために11月末まで咲き続けるセージの蜜をせっせと吸い続けるだろう。【2008/10/01】
Photo : セージの密を吸うキチョウ@京都市左京区岡崎

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