2012年8月26日日曜日

第三百九十六夜/多くの目玉を持つ蝶

 植物園に行くが、意外に昆虫は少ない。キボシカミキリ、ギンヤンマ、ウスバキトンボ、ナミアゲハ、クロアゲハ、キチョウ、ムラサキツバメ、ヤマトシジミ、ツマグロヒョウモン、イチモンジセセリ、そしてこのヒメウラナミジャノメ(Ypthima argusこのジャノメチョウは日本全国、春から秋の中ごろまで、いつでもどこでも出会える。幼虫が人の生活域にあるイネ科のススキ、チヂミザサなどを食草とするためだろう。そんあこともあって多くの写真を撮っていない。今日も満足な写真でない。この蛇の目紋は後翅裏に5つあるが、まれに6つから8つほど持つ個体もおり、そのため「argus」という学名を付された。argusとはギリシャ神話の神で、100の目を持つ巨人アルゴスに由来する。つまりいっぱい目玉紋様を持つと言う意味である。Photo:2012/08/26 @京都府立植物園、京都市

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