2012年9月1日土曜日

第四百一夜/優美なコヤマトンボのヤゴ

 鴨川で水辺の生きもの調査に参加(主催:NPO法人ビオトープネットワーク京都)。普段接している鴨川でも今日はずっと下流の十条あたり。水は一見きれいだが、川に入ってすぐに水の匂いが気になった、どことなくどぶ臭い。時折、泡が消えずに流れて行く。さて何が採れるのだろうか。早速、対岸の水際の草根元をガサガサと狙ってみる、オイカワ、ナマズ、フナ、ヨシノボリ、ヘビトンボ(幼)、コオニヤンマ、オナガサナエ、コヤマトンボなどトンボ類のヤゴなど一通りの収穫があった。中でも写真のコヤマトンボ(Macromia amphigenaのヤゴは優美(?)な体形だった・・・さてこれはどこかで見た事のあるもの。体に不釣り合いなほどの細く長い手足、頭部前額の小さな突起、もちろん顔は一面だけだが、国宝「阿修羅像」に似ていると思うのは僕だけだろうか。Photo:2012/09/01 @勧進橋、鴨川、京都市

むしの気持ち:阿修羅像が私に似ているだけです。早くもと居た場所に帰してください。

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