2012年9月4日火曜日

第四百四夜/ホシミスジの産卵

 タテハチョウの仲間・ホシミスジ(Neptis pryeriの産卵に出会う。近縁種のコミスジに似るが、1本目の帯が白色紋列になっていることで区別できる。この蝶の幼虫は、公園などに植えられるシモツケ、ユキヤナギ、コデマリの葉を食べるので個体数も多く、どこにでも生息すると思いがちだが、なぜか個体数は少なく目にする機会は少ない。
  今日は、このホシミスジ(♀)がずいぶんとユキヤナギにこだわった飛び方をしていた、どうも卵を生む新芽を探しているようだ。しばらく様子を見ると予想通り、新葉の裏に腹部を曲げて青白い卵を産みつけた(写真下)。翅の裏側の紋様がきれいなので写真に収めたかったが裏は見せてくれなかった。この蝶は止まる時はたいてい翅を開く習性があるのでたいてい上のような写真になる。Photo:2012/09/04 @京都御苑、京都市

むしの気持ち:卵を見てください、すごくきれいだから。

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