2012年6月20日水曜日

第三百五十三夜/モリアオガエルのオタマジャクシ

 昨日の雨でモリアオガエルの卵塊(泡)が柔らかくなり、オタマジャクシが水面に落下する瞬間を期待して、卵塊を観察する。双眼鏡で見ると泡の中でオタマジャクシの陰が動いている。少しずつ下に移動し下に出来た泡の先端から時折、オタマジャクシが1.2m下の水面に落下するのが見える。三脚を据え、望遠レンズで落下の瞬間をとらえたくて粘る・・・やっと撮れたのがこの一枚。泡から頭を出したオタマジャクシは一息ついた次の瞬間、さすがカエルの子であるピョンと跳ね水中へと落ちていった。次なる瞬間=「卵塊の下の空中で体をくねらせるシーン」を撮ろうと粘るが今日は時間切れ。泡の左上の白ごまのような粒が卵、これはもうふ化しないだろう。Photo:2012/06/20 @京都市

0 件のコメント: