2012年6月4日月曜日

第三百四十六夜/逆さ一輪挿し・コガタスズメバチの巣

イヌツゲの垣根の中にぶら下がる「逆さ一輪挿し」。これはコガタスズメバチの女王蜂が最初に作り上げる巣。高さ12cm、直径5cm程で細い首を下に向けている。削り取った樹皮と唾液で練られ、形作る巣は本当に陶器のようでもある。雨が直接当たらない様に、他者から見つからない様に、巣が大きくなっても下の枝に当たらない様に、本当に具合の良い場所に作られる事に感心する。この巣には既に卵が産みつけられているのか判らない。昨日は時々、出入りを見るが今日は全く出入りを確認していない。Photo:2012/05/27 @京都御苑、京都市

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