2009年10月9日金曜日

百五十四夜/ジョロウグモ

 単純なものである、「日本のクモ」という優れた生態写真の図鑑を入手したとたんに、クモのことを知りたくなる、もしくはクモの姿が目につく様になる。まあこの逆かもしれないが、いずれにしてもクモの存在が気がかりである。写真は、ジョロウグモという名のよく目にする大型の種類、ちょうどクモがミツバチを捕らえたところ。クモは獲物が巣にかかり暴れるとその振動を感じて糸でがんじがらめにしてしまう。数えるとミツバチは全部で5頭。大きなクモの左横には小さなクモも見える。こちらは雄クモ、♀(雌)と♂(雄)では大きさに母と赤ちゃんの差ほどある。雄クモは、雌の巣に居候しているようで不用意に動けば食べられてしまうのか、巣を揺らさない様にそろりそろりと慎重に移動していた(・・・気がする)。Photo:2009/10/01 @蓼科、長野県

2 件のコメント:

あずきちゃん さんのコメント...

秋だからでしょうか、クモの巣が目に付きます。ウチの庭も、ジョロウグモの巣の銀座とかしています。さらに、この時期のジョロウグモの糸は、黄色いのですね。なぜでしょうか?

KEROG さんのコメント...

クモの巣が黄色い? すごい観察力! こちらの庭の糸は普通の透明(?)ですよ。クモにとって色を付けるメリットは? 秋の色に染めてる? まさかね。ヒヨットするとセイタカアワダチソウの花粉がついているのかもしれませんね。顕微鏡でみれば判るかもしれませんね。