2009年6月27日土曜日

第百八夜/鴨川に巨大ネズミあらわる


 仕事帰りに鴨川にかかる橋(二条大橋)の上から川面(写真下)を見ると、小型の犬が泳いでいる。色から芝犬のよう。その犬は下流側から流れに逆らってどんどんこちらに近づいて来る。おおっ???ヌートリアではないか。琵琶湖で見たことがあるが京都市内の真ん中を流れる鴨川で見たのは初めて。あわててカメラを取り出すが、橋の上からではまだ遠い。すこし待つがこちらの動きを見て潜ってしまった。写真を撮るがご覧の通り、これではネス湖のネッシーではないか・・・(写真上、中央の黒い物体= こんな写真で恥ずかしい)(写真下:ヌートリアが泳ぎ出したのは写真中央左の枯れ草のあたりから)橋から岸に降りるがどこか草地に逃げ込んでしまった。それにしても気持良さそうに泳ぐ姿は、犬と言うよりもビーバーのようだった。いると判った以上、粘ればちゃんと撮れるはず。近いうちにご紹介します。
Photo:2009/06/26 @二条大橋、鴨川、京都市

参考:ヌートリア(nutria)は、南アメリカ大陸のブラジルからアルゼンチンに分布する大型のネズミの仲間。体長は50〜70センチ(尾含む)、体重は5〜15キロ、草食性 で主に河川等の水辺に生息する。もともと日本列島に住んでいた動物ではなく、1930年頃から軍服用の毛皮獣として輸入、飼育されるようになり、その一部 が逃げ出して現在のように西日本を中心とする各地で見られる様になった。

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