2009年6月3日水曜日

第九十五夜/首が切れても放さない?クビキリギリス

 草の中にクビキリギリス(緑色型)が一頭、こうやっているとまるで葉っぱの一部みたいに見える。この「クビキリギリス」って名前、あまりに面白いので以前、知人に聞いたら「噛む力が強くて、一度噛んだら自分の首がちぎれても放さないからだ」と教えられた。(これが彼の体験から来たものかは判らないが、インターネットで検索すると確かに同じ様なことが書かれていた)でも僕はその時こう思ったのだった。キリギリスの仲間は強いアゴを持っている→噛まれると強烈に痛い→しかもこの虫の口元は赤い→さらにキリギリスの仲間は肉食も多い→おまけにゴルゴ13のような無表情でクールな目つきだ(鮫の目に似ている)。さてこの連想(テレビショッピングの3段活用みたい)をもとに名前の由来を考えると・・・僕ならこう言う「他の虫の首を一発で斬ってしまうからや!」これのほうがなんとも真実味を与えてくれそうな気がすると思いませんか? それで今度、子どもたちに聞かれたらこう付け足そう「きみの指も一発かもな〜?」。 Photo: 2009/06/02 @京都御苑

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