2009年6月17日水曜日

第百夜/午後の蜜会・クロウリハムシとテントウムシ

 フジの花に2頭仲良く頭を突っ込み蜜を吸っている(食べている)クロウリハムシ(成虫、左)とテントウムシ(幼虫、右)。普段、クロウリハムシはウリ科の植物の葉を食べ(菜食)、テントウムシはアブラムシを食べている(肉食)。菜食主義者も肉食主義者もあまい蜜には目がない。見ているとハムシの触覚や前脚がテントウムシに、テントウムシの前脚がハムシに時折触れている。これは互いに意識はしているはず、ハムシは右足を遠慮気味にしている。さらに見るとハムシの右中脚とテントウムシの左前脚は手をつないでる。なかなか仲良いことだ。「ハムシ:この甘さがたまらんわ〜」、「テントウ坊や:おばちゃんもうソロソロええやろ、代わってえな〜」とか、僕たちには判らないがきっと会話をしているに違いない。平和な午後のお茶タイムとでも言える光景だった。Photo:2009/06/17 @岡崎、京都市左京区

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