タカ類の渡りをピークを迎えた、今日はお天気、風の吹き方申し分無い。ところが予想に反し、ハチクマ(42)、サシバ(23)、ツミ(2)、ノスリ(15)と言う結果。その他、コサメビタキ、アオバト、カケスなど。鳥には鳥の判断と言うものがあり、我々人間には判らない。中だるみの時間の中、近くに谷斜面からクマタカ(Spizaetus nipalensis)が一羽舞ってくれた。カメラを用意する間もなく谷の奥へと消えて行った。この個体はこの谷を住処としているに違いない、また会えるでしょう。Photo:20150920 @近江今津、滋賀県
2015年9月20日日曜日
2015年9月16日水曜日
七百七十夜/ホタルガ
1本の太い白帯が入った黒いマントに、大きな鳥の翅を真っ赤な覆面に飾り付けたような独特の装いの蛾・ホタルガ(Pidorus glaucopis)。一度、見ると忘れられない。ホタルに擬態と書かれている本もあるが、さて鳥たちにとって不味いのだろうか? 昼間に活動し、林の周辺の薄暗いところをヒラヒラとゆっくり飛ぶ。幼虫は、サカキ、ヒサカキの葉を食べるので、どこにでも見ることができる蛾と言っていいと思う。Photo:2015/09/15 @京都御苑、京都市
第七百六十九夜/ナミマイマイとハナムグリ
なにか悩み事でも・・・と言ってる訳ではないだろうけど。偶然の出会い、ナミマイマイ(Euhadra sandai communis)と シラホシハナムグリ。Photo:2015/09/15 @京都御苑、京都市
2015年9月15日火曜日
第七百六十八夜/スミナガシ
一筋の風に乗って現れたスミナガシ(Dichorragia nesimachus)。夏の間、飛び回っていたのだろう、自慢の美しい翅はすっかりすり切れ、鱗粉もはがれ光沢がなくなっている。もうしばらくは君の季節だ。Photo:2015/09/14 @上賀茂神社、京都市
2015年9月14日月曜日
第七百六十七夜/ハグロトンボ
せせらぎの水面ぎりぎりをリズミカルに飛び、岸辺の草に止まると時おり思い出した様にゆっくりと翅を広げ、さっと閉じる、ハグロトンボ(Calopteryx atrata)。動作といい、体の作りといい、なかなか味わい深いトンボである。
2015年9月10日木曜日
第七百六十六夜/シジュウカラが食べたもの
頭上の枝でシジュウカラ(Parus minor)がこつこつと音をたて食事をしていた。やがてこつこつの音が止んだ後に落ちて来たものは、クマゼミの外骨格だった。中身はきれいに食べられ外の硬い部分、翅はちゃんとついていた。シジュウカラが生きたクマゼミを捕らえるとは思えない(ありえるかな?)ので、きっと死んだセミを拾ったのだろう。シジュウカラの食事のメニューは多いな。Photo:20150910 @京都御苑、京都市
2015年9月7日月曜日
第七百六十五夜/ツクバネガシのドングリ
ツクバネガシの小枝を拾ったら、そのドングリのかく斗(キャップの部分)に穴一つ、切り取られた枝の断面は綺麗に。これはハイイロチョッキリ(Cyllorynchites ursulus)の仕業? コナラやクヌギの枝付きドングリにはよく見るが、ツクバネガシのものは初めて見る。Photo:2015/09/06 @京都御苑、京都市
2015年9月4日金曜日
第七百六十四夜/コスカシバ
小学校の自然観察でコスカシバ♀(Synanthedon hector)を見つける。この種の蛾はフェロモントラップで捕獲できる、個体数は少なくないはずだが自然状態で見るのはさほど機会がない。今日は、ソメイヨシノの葉上で休む個体を見つけた、産卵にでもやって来たんだろうか。スカシバの仲間を調べてみたい。Photo:2015/09/04 @境谷緑道、境谷小学校、京都市
2015年9月2日水曜日
第七百六十三夜/マミジロハエトリ
比較的どこにでも居て、かつ同定が優しいハエトリグモ=マミジロハエトリ(Evarcha albaria)。カメラのレンズに自分が映るのか、前脚を広げカメラを見上げて頭を左右に動かしていた。その動作はなかなか愛らしい。写真は♂個体。Photo:2015/09/01 @京都御苑、京都御所
2015年8月31日月曜日
第七百六十二夜/アオモンイトトンボ
睡蓮の葉の上で食事中のアオモンイトトンボ(Ischnura senegalensis)♂(写真上)。捕らえたものは、小型のコオロギンの仲間・マダラスズ(Dianemobius nigrofasciatus)。飛んでいる時はなかなかかわいらしいイトトンボも、この時ばっかりはいっぱな捕食者。止まる時は普段、翅を閉じるのだがこの時は半開きにしていた、少し興奮しているのだろうか。写真下の赤い個体は未成熟な♀、なかなか美しい。Photo:2015/08/31@渉成園、東本願寺、京都市
2015年8月29日土曜日
第七百六十一夜/サトキマダラヒカゲ
夏の雑木林を代表する蝶の一つ、サトキマダラヒカゲ(Neope goschkevitschii)。褐色で地味だが味わい深い紋様。後翅の縁に並ぶ目玉模様あたりに損傷した個体が多いってことは、やはり鳥たちはこの目玉を狙うのだろう。Photo:2015/08/27 @賀茂別雷神社(上賀茂神社)、京都市
2015年8月28日金曜日
第七百六十夜/ムラサキシジミの産卵
アラカシの生垣でムラサキシジミ(Narathura japonica)の母蝶が産卵をしている。基本的に新芽付近に産卵をするので、定期的な剪定で卵も幼虫も受けるダメージは大きい。しかし、その状況を知ってか知らずか、良くしたもので母蝶は新芽だけではなく、奥まった部分の硬い葉の裏にも卵を産みつける。ここなら剪定をされてもダメージは受けないだろう。Photo:2015/08/27 @賀茂別雷神社(上賀茂神社)、京都市
2015年8月27日木曜日
2015年8月26日水曜日
第七百五十八夜/まちに下りて来たナツアカネ
お盆を過ぎて急に秋らしい風が吹いて来た。風に乗って山から降りて来たのがナツアカネ(Sympetrum darwinianum)。まだ暑いのか樹林地のなかで静かに休んでる、広場を群れで飛び回るのはウスバキトンボ。Photo:2015/08/26 @京都御苑、京都市
2015年8月19日水曜日
第七百五十七夜/アブラゼミの産卵
アブラゼミ(Graptopsaltria nigrofuscata)の産卵。産卵管は、腹部の先端ではなく中央から伸びているのが判る。普段なら翅を山形にして止まるが、この時は左右の前翅をほぼ平にして止まっていた。普段であれば近寄るとすぐに飛び立ってしまうセミもこの時はまったく動じない。Photo:2015/08/18 @京都御苑、京都市
2015年8月8日土曜日
2015年8月7日金曜日
第七百五十五夜/モリアオガエル何考える?
モリアオガエル(Rhacophorus arboreus)のオタマジャクシもすっかり若蛙となり水辺の草地でたくさん見ることが出来る。これからその多くは水辺を離れ、周辺の樹林地へと移っていく。2歳半ぐらいの小さなモリアオガエルがハスの葉のうえで何やら思案中? Photo:2015/08/07 @京都御苑トンボ池一般公開、京都市
2015年8月5日水曜日
第七百五十四夜/青空を飛ぶアオスジアゲハ
2015年8月4日火曜日
第七百五十三夜/ヤブヤンマの産卵
薄暗い灌木の下、水際の湿った泥土に産卵するヤブヤンマ(Polycanthagyna melanictera )を観る。地面近くをホバリングしながら適地を見つけると地面に降り、腹部の先で産卵に適しているか探る。やがて、産卵管を地面に差し込むと3〜5分かけて産卵する。これを数回繰り返し、近くの下枝にぶら下がり休息。土中に産まれた卵は、2〜3週間後に孵化し、小さなヤゴは水に入っていく。このシーンを是非見てみたいものだ。Photo:2015/08/04 @京都市
2015年8月3日月曜日
第七百五十二夜/街に棲むフクロウ/アオバズク
今年も繁殖のためにやってきたアオバズク(Ninox scutulata)の子育ても第二段階、ヒナの巣立ちが始まり、無事に3羽が巣立ちをした。巣穴から出ると今度は、彼らを狙うオオタカが付近にいることもある。秋の渡りまでにしっかりと餌を食べ、体をつくる。近くで上空を警戒する雄親(写真)だけ写真を撮り、その場を離れる。子育て中の撮影は極力控えることにしている。Photo:2015/08/02 @京都市
2015年8月1日土曜日
第七百五十一夜/二つのハナムグリ
それぞれ個別に見るとどちらがどうだったか忘れがちなのがこの2種のハナムグリ。左がシロテンハナムグリ(Protaetia orientalis submarumorea)、右はシラホシハナムグリ(Protaetia brevitarsis)。区別は、頭の先の形状(写真では見えない)と前翅の中央部の白い紋様(シロテン:点状の塊、シラホシ:線状につながる)が、そして前翅の前後にのびる表面の強い張り出し(シラホシ)・・・こうやっていてくれると判り易いんだが。コナラの幹に巻かれたカシノナガキクイムシ防止のネットの上から樹液を吸うハナムグリ。Photo:2015/07/28 @京都御苑、京都市
2015年7月28日火曜日
第七百五十夜/カツオゾウムシ
全身にココアの粉をまぶしたようなカツオゾウムシ(Lixus impressiventris)。死ぬと粉がとれて黒くなってしまうが、生きているときはこの粉がよく目立つ、しかもこの粉はとれてもまた出てくるという。さて何に役立っているのだろうか? Photo:2015/07/28 @京都御苑、京都市
2015年7月26日日曜日
第七百四十九夜/セミの羽化
セミのシーズンが本格的になって来た、夕刻になると地面からたくさんの幼虫が現れ木に登り始める。幼虫の目は相当に良く見えて、登る木を選んでいるらしい、なぜなら木によっては全然ついていない木もあるから。単純に自分が地面にでて近くに木に登ると言うのとは違う感じ。写真のクマゼミ(Cryptotympana facialis)の幼虫は、松の木に登り始めるとどんどん上を目指して登っていった、どこまで行こうと言うのだろうか。Photo:2015/07/26 @京都御苑、京都市
2015年7月22日水曜日
第七百四十八夜/ハイイロゲンゴロウ
堤防上の道に開いた穴(わだち)には、台風のあとの雨水が溜まっている。地道なのでその水は泥で濁ってる。その中を慌ただしく泳ぐ昆虫がいる、ハイイロゲンゴロウ(Eretes sticticus)。時おり通過する車が水を蹴散らしいっそう濁らせる、水深が浅いので日中はほとんど温水状態、おそらく数日もすれば干上がってしまうだろう。だがそんな状態の中、かれらは元気にやっている。まったくその逞しさには驚かされる。こんなところにやって来る捕食者はセキレイぐらいのものか。こんな場所も環境に耐えれば安全の水辺か。Photo:2015/07/20 @蛇砂川、近江八幡市、滋賀県
2015年7月21日火曜日
第七百四十七夜/アカミミガメばかり
橋の上から川面を見るとカメが日光浴。いたるところにカメを見るがどれもアカミミガメ(Trachemys scripta)ばかり。そのサイズも、稚カメのミドリガメから甲長30cm近い大物までそろっている。在来種のイシガメ、クサガメは本種ほど日光浴は好まないのか、まったくいない。僕の子どもの頃は、ミドリガメがこれほど自然河川で見ることが出来るなんて思いもしなかった。Photo:2015/07/20 @西の湖、近江八幡市、滋賀県
2015年7月20日月曜日
第七百四十六夜/チョウセンイタチ
ヨシ原の農道を歩いていると前からひょこひょこと歩いて来たチョウセンイタチ(Mustela sibirica 英:Siberian Weasel)。餌を探しているのだろう、こちらに気付かずにどんどんやって来る、ようやくこちらの存在に気付き立ち止まり地面に座る。しばらく観察し合い、イタチはあぜ道を歩き去った。その後、同じ場所でタヌキと出会い、タヌキもまたあぜ道を歩き去った。彼らだって歩き易いところを歩くんだな。Photo:2015/07/20 @西の湖、近江八幡市
2015年7月15日水曜日
第七百四十五夜/オオタカ
オオタカ(Accipiter gentilis)がドバトを狩った。その後、複数のカラスに追われながらなんとかツバキの木立に逃げ込んだ。この個体は2週間前にほぼ同じ場所でスズメを獲った、1週間前はアオバズクの♀、そして今日。近くにはカラスの幼鳥が食べられた痕跡もある。この個体の狩り場がほぼ判った。上空のカラスを警戒しながら木立の下で30分以上もかけてドバトを食べる。まず腹部の羽毛を取り除き、腹部の内蔵と胸部の肉を食べていた。その後、カラスが去ったのを見定めてモミノキ林へと獲物を運び去った。後はゆっくりと樹上で食べるのだろう。Photo:2015/07/15 @京都御苑、京都市
2015年7月14日火曜日
第七百四十四夜/ベッコウハゴロモ
ベッコウハゴロモ(Ricania japonica)を後ろから見る。前や上から見ると翅にある目玉のような紋様が睨んでいるような印象がある、さて後や下から見るとどうだろう。こちらからは翅の紋様が透けて、なにやらかわった視線を感じなくもない。小さな虫達は、このように紋様をうまく使って外敵から身を守っているのかも知れない。Photo:2015/07/14 @京都御苑、京都市
2015年7月13日月曜日
第七百四十三夜/長い間ありがとう・イシガメ
6年前、知人が死にそうなほど弱ったイシガメ(Mauremys japonica)の子どもを水辺で拾った。鉄分の多い水溜まりだったので顔も肌も全身鉄錆色、おそらく内蔵も鉄錆だらけだったかも知れない。成長記録でも付ければいいと思い持ち帰った。最初は餌もほとんど食べる事が出来無かったが、少しずつ元気になった。その稚カメも今では甲長も約9cm、7歳になった。人間の子どもだったら小学校に上がる年齢、そこでその時の水辺にもほど近い西の湖の水路に還す事にした。岸辺に放すとしばらく甲羅干しを行い、するりと水中に泳ぎで出た。ずっとこちらの様子を見ていた「狭い水槽ともさよなら・やれやれこれで自由の身だ」と思っているのか。今夜からすっかり自由だけど体には気をつけるんだよ。また会える事を願いつつ、さよなら。Photo:2015/07/13 @西の湖、近江八幡市、滋賀県
2015年7月12日日曜日
第七百四十二夜/ウラギンヒョウモン
アザミの花を求めてやって来たウラギンヒョウモン♂(Fabriciana adippe)。時おり、飛び去ったかと思えば、すぐに戻って来る・・・種類を見ようと目を凝らすが、なにかおかしい? つまりウラギンヒョウモンとギンスジヒョウモンが交互に来ていたのだった。ある時、同時に2頭が一つの花に来たのでわかった。Photo:2015/07/08 @広河原能見、京都市
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