1本の太い白帯が入った黒いマントに、大きな鳥の翅を真っ赤な覆面に飾り付けたような独特の装いの蛾・ホタルガ(Pidorus glaucopis)。一度、見ると忘れられない。ホタルに擬態と書かれている本もあるが、さて鳥たちにとって不味いのだろうか? 昼間に活動し、林の周辺の薄暗いところをヒラヒラとゆっくり飛ぶ。幼虫は、サカキ、ヒサカキの葉を食べるので、どこにでも見ることができる蛾と言っていいと思う。Photo:2015/09/15 @京都御苑、京都市
私たちの暮らしのそばで多くの生きものも暮らしています。よく見るとそこには私たちの想像もつかないすごい出来事や新しい発見、豊かな創造性、芸術性・・・なによりも変化に富んだ命があります。そんな生きものたちの暮らしや季節の様子はどこか懐かしくもあり、未来的でもあります。
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