薄暗い灌木の下、水際の湿った泥土に産卵するヤブヤンマ(Polycanthagyna melanictera )を観る。地面近くをホバリングしながら適地を見つけると地面に降り、腹部の先で産卵に適しているか探る。やがて、産卵管を地面に差し込むと3〜5分かけて産卵する。これを数回繰り返し、近くの下枝にぶら下がり休息。土中に産まれた卵は、2〜3週間後に孵化し、小さなヤゴは水に入っていく。このシーンを是非見てみたいものだ。Photo:2015/08/04 @京都市
私たちの暮らしのそばで多くの生きものも暮らしています。よく見るとそこには私たちの想像もつかないすごい出来事や新しい発見、豊かな創造性、芸術性・・・なによりも変化に富んだ命があります。そんな生きものたちの暮らしや季節の様子はどこか懐かしくもあり、未来的でもあります。
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