2014年5月16日金曜日

第六百十四夜/ケリの幼鳥

 田んぼ横の道を歩いていると頭の上でけたたましくケリ(Vanellus cinereusの声、それもそのはず、すぐ近くにケリのヒナがいた。ケリの夫婦がすぐ頭の上で警戒の鳴き声を出しながら飛び回っている、その間にヒナが逃げる。草むらにいる時は草影に隠れるのだが、水に入り採餌していたからそんなワケにはいかない。だから親鳥が飛び回っている間になるべく敵(ここでは人間)から離れようとする。今は鳥のヒナの巣立ちの季節だが、ケリやカモなどのヒナは、卵から孵った時点で目がちゃんと見え、クチバシも足も十分に発達している。だからすぐに歩き出し、自分で餌を採ることが出来る。鶏のヒヨコと同じである。今日出会ったケリのヒナも大変にたくましかった。Photo:2014/05/16 @浅小井、近江八幡市、滋賀県

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