2014年5月14日水曜日

第六百十三夜/綿毛を背負う幼虫

 オニグルミの葉に奇妙な幼虫がいると言うので見に行った。そこには、葉裏にまるで綿くずのようなものがついている。見てみるとわずかながら動いているのでなにかの幼虫であることは確かである。よく見ると葉の主脈に傷を付け、葉をしおれさせてることも判る。これだけ特徴的な幼虫はすぐに調べがついた(体の特徴は蛾ではなくハバチであるから)。毛を背負った蝋をまとったハバチ3種類(ミツクリハバチ,クルミマルハバチ,ババシロアシマルハバチ)のうちの一種、クルミマルハバチ(Eriocampa kurumivoraだった。さて成虫がどのような姿か、調べは続く。Photo:2014/05/13 @京都御苑、京都市

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