2012年7月6日金曜日

第三百六十六夜/オニヤンマの季節

 オニヤンマ(Anotogaster sieboldii の羽化痕(ヤゴの脱け殻)を見つける。体長さ5cm程で体の表面は汚れたような色で、がっちりした体に毛深いのでよく目立つ。今日は小さな側溝(道路の脇の溝)のまわりの草葉、電柱、石などにいくつも見つけた。水路から5メートルも離れた民家の塀にもあった、ずいぶん歩いたものだと感心する。不思議とこの場所は例年沢山の羽化痕を見つける。水面からの高さは、だいたい1m以下、多くは50cm内外に多かった。このオニヤンマが飛び始めると、ああっ夏が来たんだ・・・と思うのだ。オニヤンマは日本で一番大きなトンボ、卵から孵って成虫になるまでに5年程の幼虫生活を送る。Photo:2012/07/06  @金勝、栗東市

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