2010年9月15日水曜日

第二百四十三夜/ウラギンシジミ

 修学院離宮の門前で知人と待ち合わせ。時間まで近くを散歩。そこにタイミングよくやって来て翅を開くウラギンシジミ(♂)。名のとおり翅の裏側は脚の先まで銀白色の鱗粉と細毛で覆われている。この蝶が飛ぶと翅裏の銀白色がチラチラと良く目立つが、いったん本来の生息環境である常緑樹(照葉樹)の樹冠部(常緑樹の葉は陽光が当たるとキラキラ光る)を飛ぶとこの「チラチラ」が保護色になる。昔は分類が「ウラギンシジミ科」だったが今は「シジミチョウ科」になっている。Photo:2010/09/15 @修学院離宮、京都市

0 件のコメント: