樹林地を歩けば巣立ちのひな鳥がよく目につく。トビやカラスのヒナ鳥と言うにはあまりに大きすぎるものから、イカル、ヒヨドリ、ムクドリ、コゲラ、スズメ、シジュウカラ・・・などの小型の野鳥まで、巣立ちヒナが鳴きながら親鳥の後をついている。今日観たのは、そのようなシジュウカラの巣立ちビナを食べるハシボソガラス(Corvus corone)。カラスが巣立ちビナを狩ったのか、それとも落ちていた死体を拾ったのかは判らないが、かなり新鮮な死体で、カラスが飛び立った場所から少しはなれたところからはシジュウカラの声がしていた。カラスは最初、羽毛を抜き取り、体を二分して食べてしまった。その間、5分。食べるのに一生懸命なのか、興奮していたのか約3mの真下で見ているこちらを一向に気にしない。普段は、地面を歩きながらミミズや植物質の餌を好むハシボソガラス、英名では「Carrion Crow」と言い、その意味は「死肉を食うカラス」なるほどだな。Photo:2015/07/05 @京都御苑、京都市
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