生きものの姿が見れないと言って、そこに何も存在しない訳ではない。足跡、翅や時には食痕や死骸が、生きものの存在を教えてくれる。今日、見つけたこのヤゴの脱け殻(羽化跡)は、マルタンヤンマ(Anaciaeschna martini)の♀だった。脱け殻と言え、じっと見ていると何かが飛び出てきそうな面構え、その様相はエイリアンの様である。きっと早朝か夕暮れには、湿った空気の中をブルーの体を輝かせ飛び回っているのだろうと思うと楽しくなる。Photo:2013/07/05 @京都市
私たちの暮らしのそばで多くの生きものも暮らしています。よく見るとそこには私たちの想像もつかないすごい出来事や新しい発見、豊かな創造性、芸術性・・・なによりも変化に富んだ命があります。そんな生きものたちの暮らしや季節の様子はどこか懐かしくもあり、未来的でもあります。
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