2013年7月23日火曜日

第五百二夜/ハラビロトンボ

 谷戸に広がる棚田を歩く。本来は農業作業路とあぜ道が棚田を縫う様にあるはずなのだが、現在はイノシシ・シカ被害防止のために田んぼの周りはびっしりと電気柵と金網柵で囲われている。こっちの路からあっちの畦に行こうと思うのだが実際はいけない。自由に行き来できるのは鳥か虫ぐらい。あぜ道から金網柵の向こうに行かずに、止まってくれたのはハラビロトンボ♀(Lyriothemis pachygastra周りにはよく似た色調のシオカラトンボも沢山いたが、一見してその腹部の幅の広さで区別が出来る。今の水田は稲穂が延びるまで畦の草刈りが大切な作業中で、あちらこちらで刈り取った草を燃やす煙が上がっていた。Photo:2013/07/23 @雄琴、滋賀県

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