2012年5月30日水曜日

第三百四十四夜/樹液を吸うコゲラ

 オオスズメバチが大アゴで傷つけたコナラの樹皮からしみ出す樹液を吸いにやってきたコゲラ。樹液にやってきた昆虫がお目当てと思いきや、虫には見向きもせず樹液を吸っている。鳥だって甘いものには目がないのである。だから目の前にいるシロテンハナムグリなんて石ころ同然の無視である。そのような状況の中でも唯一気にする虫はスズメバチのようだ、実際にスズメバチがやってくると威嚇はするが実力ではスズメバチのほうが強いらしく飛び去ってしまった。もちろんハチがどこかへいけばまた樹液にやってくるのだ。Photo:2012/05/30 @京都御苑

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