2012年5月22日火曜日

第三百四十一夜/メジロを前から見る

 今の季節、ちょっと樹々があるところにいけばさまざまな鳥の囀り(さえずり)を聴くことが出来る、なかでもメジロは小さい体から驚く程の声量を出して囀っている。特に江戸時代からメジロは鳴き合わせる(競争)道楽の対象となってきた、もっとも近年ではそんな遊びもできないが。その囀りは「忠兵衛・長兵衛・忠長兵衛!」とか「チルチルミチル・チルチルミチル!」と例えられている。さて、この身近な野鳥・メジロのことを今まで書いていなかった。よくよく考えればメジロの写真データはPCのトラブルで消えたからだった。そこで写真に収めようとしても収まらないのが自然の生きもの。しかたなく満足でないが先日に撮ったものを眺めて気付いた、それはメジロの正面写真である(頭から尾までがほぼ一直線にならんだ状態)。正面から見るとなんて円形に近い体なんだと・・・早速、円定規で真円を描いてみる(写真の赤い線)となんと驚くばかりにピッタリ!もちろん写真を加工してなんかいません。考えれば飛行機の動体も真円、これが空を飛ぶ生きものの空力構造なんだろう。メジロのくちばしに付いているのは「よだれ」「鼻水」なんかではありません餌です。写真の画像が悪いのは拡大のせいです。Photo:2015/05/22 @京都市

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