花背の山を歩くとアセビの多さに驚く。鹿が灌木や下草を食べた結果、有毒なアセビが残り他の灌木との競合をすることなく成長した結果である。そのアセビの周りには沢山のコツバメ(Callophrys ferrea)=翅の表は濃い青、裏は茶色い小型のシジミチョウで胴体は毛深い、雑木林の周辺に生息し、敏速に飛ぶ。早春の森はまだ寒い、そんな時は体を温めるために、陽光を翅全体に受けるために体を倒していることが多い。幼虫は、アセビ以外にツツジ類などの花やつぼみを食べる。以前はこんなに個体数はいなかったような気がする、コツバメにとって鹿の食害がプラスになっているだろう。Photo:2014/04/19 @花背、京都市
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