2014年4月3日木曜日

第五百九十一夜/街に住むイソヒヨドリ

 声高々にさえずるイソヒヨドリ(Monticola solitarius。和名どおり海岸や岩山などで多く見られ、磯や岩場に多く生息していて、ヒヨドリに似ていることからこの和名がついている。でも名前から遠くはなれた街の中でもしばしば観ることが出来る。コンクリート構造物(平たく言えばビル)の環境が岩場に似ているためだろう。今日は小学校の屋上でさえずる♂を見つけた。数回さえずった後は、♀を探しているのか、縄張りに入って来る♂を警戒しているのか反応を見るかの様に周りに眼を凝らし、耳を傾けるような表情で面白い。もう一つ名前からは誤解しがちだが分類上はヒヨドリ科ではなくツグミ科でまったく別の鳥である。Photo:2014/04/03 @大和西大寺、奈良市

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