久しぶりにフィールドの里山に行くとオオアオイトトンボ(Lestes temporalis)を数多く見ることが出来た。大型のトンボのようにあちらこちらと飛び回らないので目立ちはしないが、よく見ると林縁や水辺の草地でフワフワと飛んでいたり、草の葉先に休んでいる。産卵を見たかったがあいにく見れなかった。イトトンボの写真を撮っていると周囲にシカの体臭を感じた。先ほどまでシカがいたに違いない、足元にもシカの新しい足跡が無数にあった。写真の個体は♀。
私たちの暮らしのそばで多くの生きものも暮らしています。よく見るとそこには私たちの想像もつかないすごい出来事や新しい発見、豊かな創造性、芸術性・・・なによりも変化に富んだ命があります。そんな生きものたちの暮らしや季節の様子はどこか懐かしくもあり、未来的でもあります。
Since July,2008
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