2013年8月20日火曜日

第五百十六夜/風に揺れる秋の気配

野生の生きもの達を見ていると暑い暑いと思うのは人間ばかりではない。いつまで暑い夏が続くのかと心配にもあるが、すこしばかり鳴き声に勢いが無くなったセミや、渡り準備をしている野鳥、そして植物の変化を見ていると秋が始まりつつある事に気付く。水辺でギンヤンマの黄昏飛翔が始まろうとする少し前にヨシ原に差し込む光と風、キンエノコロ(イネ科)の穂先が風に揺れとても美しく暑さを忘れさせてくれる。きっと生きもの達もどこかで同じこの風景を見ているはずである。Photo:2013/08/19 @西の湖、近江八幡市

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