2013年4月21日日曜日

第四百六十三夜/ミズイロオナガシジミの幼虫

 ミズイロオナガシジミ(Antigius attilia シジミチョウ科ミドリシジミ亜科の幼虫をアベマキの新芽で探す。思った以上に大きくなっていた。孵化(卵→幼虫)が4月9日頃(1齢)、その後5日程(4月15日頃)で脱皮し2齢、さらに5日程(4月20日頃)で3齢になったはずである。今日は20日なのでちょうど大きさから3齢初期と思われる。5日程で4齢(終齢)になり、さらに5〜6日を経て蛹になるだろう。蛹期が約2週間とすると、羽化(蛹→成虫)は5月15日〜20日頃か? やはり山地に比べるとずいぶんと早い時期に成虫を見ることが出来そうだ。
 昔、虫採りに明け暮れていた頃、このミズイロオナガシジミの飼育をミドリシジミの仲間の飼育の練習として数限りなくしていたことを思いだす。それほど近くの山でも卵を容易に探すことができた種だったが、今では無理だろうなと思う。Photo:2013/04/20 @京都御苑

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