2011年5月25日水曜日

第二百九十夜/トビとスズメ

 琵琶湖岸の道を車で走っている途中、道端にトビの巣を見つける。巣は道路から5mぐらい離れた松の木、巣の高さは地面から7m程度。ちょうど親鳥がヒナに餌を運んできたところだった。車を止め、近づくとすでに食事は終わり、2羽のヒナ鳥は体を巣に隠すようにこちらをうかがっている。しばらく見ていた時、巣材の下枝の間からスズメが出入りしている事に気付いた。写真にスズメが写っている。スズメとトビのヒナ鳥との距離は1m程度だろう。猛禽類の巣の近くに小鳥が巣を造る事は聞いた事はある。スズメの巣はよくカラスに襲われる、小鳥が他の捕食者から身を守る知恵だろう。それにしてもスズメもなかなかの知恵者である。Photo:2011/05/25 @中主町、滋賀県

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