2010年10月20日水曜日

第二百五十五夜/アオゲラの羽

 写真は樹林の中に鳥の羽根が散乱する事件現場。羽根は緑色が綺麗である。はたしてこの羽根の持ち主の身に何が起きたのか。羽根を集めるうちに一枚の小さな黒い羽根を見つける、羽根の先端は血が付いた様に赤い・・・これで正体が判った。キツツキの仲間「アオゲラ」である。オオタカがアオゲラを襲った現場だろう、近くに2ヶ所同じ様に羽根が散乱した場所があった。全部の羽根を集めると頭部と胸部そして左右の風切り羽根の一部であることが判った。他の羽根を近くに探すが見当たらない、安全な場所まで運んだのだろう。さて当のアオゲラなのだが、最近この近くに2羽がやってきたとの情報がある。鳥の写真を撮っている人たちはこの2羽の写真を撮ろうと頑張っている。この2羽のうちの1羽なのだろうか?オオタカにとってはそんなこと関係ない。獲りやすい獲物がいれば相手はかまわないのである。しかし人間世界は違って「せめていっぱいいるドバト獲ってよ〜」と声が聞こえてきそうである。Photo:2010/10/20 @京都御苑、京都市

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