2009年1月28日水曜日

第五十四夜/万年筆ヤスデ

 さて,森でのドリアン話しの続き。ドリアンを食べて種や皮を足下に捨てると驚くほど早くいろいろな生きものが集って来る。それほどドリアンの香りは強く,果肉は美味しい。やってきたのは「万年筆ヤスデ」と呼ばれる大型のヤスデ,長さ25cmぐらい,太さ直径1.5cm強。普段は触るときれいなゼンマイ状(螺旋状)になるが今日はドリアン食べたさか興奮状態でいくら触ろうがつつこうが,まったく丸くならずひたすらドリアンの種の表面に残った果肉にまとわりついていた。いくらシーズンだからといって,彼らがこの美味しい果肉にありつけるのは唯一,誰かが食べた後だけだから仕方が無い。【2009/01/28】Photo:ドリアンの果肉を探す万年筆ヤスデ,地面に落ちている棘はドリアンの外皮の棘  @Batang Duri. Brunei 2009/01/16

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